バイクで風を切りながら雄大な富士山の裾野を走る。朝霧の中、湖畔を抜け、五重塔の横を通り、山岳道路に挑む。そんな、ツーリング好きがワクワクする旅が待っています。この記事では、富士山ツーリングで「これぞ」という絶景ルートから観光スポット、安全対策、グルメ、宿泊情報に至るまで、読み手が出発前に知りたいすべてを網羅します。初心者からベテランまで満足できる内容です。
目次
富士山 ツーリング おすすめ 絶景ルートとモデルコース
富士山を周回するツーリングには多様なルートがあります。標高差や景観の変化が大きく、湖越しの山景色、山岳ワインディング、樹海の中の静かな道など見どころが豊富です。ここでは走りごたえのあるモデルコースと、その特徴を比較して紹介します。
北回り・富士五湖ルートの魅力
北側ルートは河口湖、精進湖、西湖、本栖湖といった富士五湖を巡るコースが中心で、湖越しに見える富士山の姿が印象的です。新倉山浅間神社の忠霊塔と富士山の組み合わせもこのルートで楽しめます。春の桜、秋の紅葉、湖面に映る夕景など、四季を感じる風景が次々と現れるでしょう。
南回り・富士山スカイライン経由モデル
静岡県側を通る富士山スカイラインは、富士宮口五合目まで続く山岳ワインディングが魅力です。標高約2400mまで上がる区間もあり、山岳特有の爽快な空気と景観が味わえます。ただし、夏の登山シーズンは車両規制や通行規制があり、冬季は閉鎖される区間も生じるため、スケジュール調整が必要です。
裏富士・県道71号線ルートの静かさ
富士宮〜朝霧高原〜鳴沢を経由する裏富士ルート(県道71号線)は、比較的交通量が少なく、静かに富士山の裾野を感じられるルートです。樹海の中を走ったり、朝霧高原の牧草地を通ったりするため、都市部とは違った自然の中のツーリングを体験できます。夜明けや夕暮れ時の光線で特異な雰囲気が漂う区間もあります。
富士山ツーリングおすすめ観光スポットと立ち寄り地
ツーリングの楽しみは走ることだけではありません。ちょっと道を外して立ち寄ることで、旅が格段に深くなります。ここでは景観・写真映え・自然・御朱印などの観光スポットをご紹介します。
新倉山浅間公園(忠霊塔)と展望デッキ
富士吉田市にあるこの公園は、忠霊塔と富士山と桜や紅葉が一枚に収まる“日本を代表する風景”として有名です。中腹に位置し、展望デッキへは車を降りて398段の階段を登ります。春の桜、秋の紅葉、冬の雪景色、それぞれ違った表情があり、訪れる時間帯によって雰囲気が変わるため、朝や夕方の訪問が特におすすめです。
河口湖・西湖などの湖畔スポット
富士五湖は湖畔の道路が整備されており、湖越しの富士山を望めるビューポイントが多く存在します。大石公園や河口湖大橋からは特に美しい眺めが得られ、散策や写真撮影にぴったりです。朝霧高原から白糸の滝までの道中も自然に囲まれた風景が続くので、ゆったりと時間をとって訪れるのがおすすめです。
その他自然・パワースポット・静かな場所
忍野八海や青木ヶ原樹海、精進湖湖畔などは自然の静けさと神秘性が魅力です。森林と湖、透明な水と静かな空気が、日常からの離脱を助けます。山中湖周辺には石割神社・石割山コースなどもあり、軽いハイキングを織り交ぜることで身体を動かしながら自然を感じられるスポットが点在しています。
チェック必須!安全対策と道路・天候の注意ポイント
高度と気候の変化が激しい富士山周辺では、安全対策が旅の充実度を左右します。道路の通行規制、冬季閉鎖、天候の急変などを事前に確認することで安心してツーリングを楽しめます。自己責任と余裕を持ったプランが重要です。
富士山スカイラインの規制・通行止め事情
富士山スカイラインには登山区間でマイカー規制が実施される時期があり、例年7月上旬から9月上旬にかけて混雑対策のために通行が制限されます。また、冬季(11月〜4月頃)は登山区間が全面閉鎖されることが多く、急な大雨による通行止めにも注意が必要です。出発直前に公式情報を確認することが不可欠です。
国道138号・籠坂峠・乙女峠などの高地峠の注意点
国道138号には籠坂峠・乙女峠など標高の高い峠を越える区間が含まれます。冬季には凍結・積雪・チェーン規制が発生し、状況次第では通行止めとなることがあります。峠道の手前と峠で天候が大きく異なることが一般的であるため、ウェアやタイヤ、走行速度に余裕を持たせる装備と判断が重要です。
装備・服装・装備品の準備
山麓と高地の標高差により、気温差は100mの標高上昇で約0.6℃下がると言われます。朝夕の冷え込みや風に備えて防寒ウェアを携帯し、寒さ対策の服装をレイヤリングで整えることが大切です。タイヤはグリップのよいものを選び、冬季の場合は雪・凍結対応装備(チェーンやスタッドレス)を考慮します。また、急な降雨や視界不良に対応できるライトやレインウェアも忘れてはいけません。
グルメと宿泊でツーリングをさらに楽しむために
ツーリングの疲れを癒やし、地元ならではの味を楽しむことは旅の醍醐味です。ここではおすすめの食事処と宿泊施設のタイプ、それぞれのメリットを紹介します。
地元グルメで燃料チャージ
- 山梨名物のほうとうや富士吉田うどん:太い麺と野菜たっぷりで、山の冷えた体に嬉しい一皿。
- 富士宮やきそばと桜鱒寿司:静岡側の特色ある味として、ソースの香りと魚の清涼感が絶妙。
- 朝霧高原の卵かけご飯や牧場ソフトクリーム:朝のスタートや休憩時の甘みと元気補給にぴったり。
宿泊タイプとおすすめエリア
ツーリング中の宿泊は、温泉宿や山小屋、キャンプ場など多様です。疲れをとる温泉地としては、山梨県側の露天風呂付き温泉宿が人気で、朝霧高原近辺などには自然を感じる宿が点在しています。本栖湖や河口湖周辺には湖畔の宿やペンションも多く、夕景・朝景の富士山を部屋から眺められることもあります。
休憩スポット・道の駅の使い分け
走行中は適切な休憩が必要です。湖畔の公園や道の駅、パーキングエリアなどがツーリングルート上に配置されています。信号の少ない道や景観の良い場所で立ち寄れるところを予めルートに組み込み、疲労をためないように走ることが安全走行につながります。
モデル日程で組む富士山ツーリングプラン
1泊2日から日帰りまで、時間に応じたモデルプランを持っておくと無理なく走ることができます。目的・体力・同行者の有無によって選べるプラン例を以下に示します。
日帰り王道コース(富士五湖中心)
早朝に出発して河口湖→西湖→精進湖→本栖湖を巡るルート。湖畔で写真撮影を挟みながら大石公園・河口湖大橋で休憩。昼食は地元のほうとうで温まり、午後には白糸の滝や山中湖へ足を延ばして帰路につくパターン。距離は100〜150km程度で、季節によっては混雑に注意。
1泊2日高地+絶景満喫プラン
初日は山中湖周辺をゆっくり巡り、宿泊は朝霧高原近辺の温泉宿。翌日は早朝から富士山スカイラインで五合目へ上がれる区間が開いていたら登山者の出発拠点を見下ろす展望と山岳ワインディングを満喫。帰りは裏富士ルートで樹海を抜け、静かな道で自然を感じながら帰路につきます。
週末キャンプ&自然重視プラン
湖畔のキャンプ場を拠点にして、1泊2日かけて本栖湖・精進湖を中心に自然散策。日中は景観スポットと軽いハイキングを組み込み、夜は星空観察。朝は富士山の朝焼けを湖に映す風景を狙います。装備と気象の確認が肝要。
まとめ
富士山ツーリングは、ルート選び・装備・観光スポット・現地情報の確認が揃えば、まさにライダー魂をくすぐる体験になります。北回りの湖畔ルート、南回りのスカイライン、裏富士の静かな道。それぞれに違った表情があり、目的に応じて選べるのが魅力です。
安全対策としては冬季閉鎖・通行規制・天候の急変の情報収集を徹底し、装備を整えて出かけてください。疲れを癒し、味を楽しむことを忘れなければ旅の満足度は格段に上がります。最高の眺めは、あなたのライディングの先に待っています。
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